Linux 仮想化サーバを通常のサーバに移行する(3)

Linux 仮想化サーバを通常のサーバに移行する方法について説明します。この記事では主に仮想化サーバ側のバックアップについて説明しています。

仮想化サーババックアップイメージ
仮想化サーババックアップイメージ

仮想化サーバでのバックアップ

今回は仮想化サーバに対してのみの作業となります。事前に Teraterm、Putty、あるいは直接 Linux 上で作業を行います。また、接続する対象は仮想化サーバを管理しているサーバではなく、仮想化サーバ自体となります。間違えやすいので注意して下さい。

サーバ接続イメージ
サーバ接続イメージ

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Linux 仮想化サーバを通常のサーバに移行する(2)

前回()に引き続き、Xen、VMWare 等の仮想化サーバを物理的な通常のサーバに移行する手順を説明します。本章では移行方式についていくつか説明します。

 

いくつかの移行方式

移行方式は複数存在します。方式はシステムの構成、ハードウェア資源に応じて検討して下さい。ここでは代表的な例をいくつか紹介します。

NFS サーバを介した移行

例えば NFS サーバを介した移行方法です。今回もこの方法を利用します。NFS サーバを介した移行ではデバイス情報、パーティション情報を nfs サーバ上に保存し、移行先ではその nfs 共有をマウントして自身にリストアします。

NFS サーバを介した移行
NFS サーバを介した移行

 

複数の CD ドライブを介した移行

この方式はさほど手間がかからないものとなります。CD ドライブが2つ以上ある場合、1つ目をレスキューモード用 CD で利用し、残りにパーティション情報を保存した CD 又は DVD を挿入し、リストアを行います。

 

複数の CD ドライブを介した移行
複数の CD ドライブを介した移行

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Linux 仮想化サーバを通常のサーバに移行する(1)

運用メリットを考えてあらかじめ Xen や VMWare 等を利用してサーバを構築することはよくあります。ただ、リソース消費が激しいことなど、負荷の軽減を目的に再度通常の(物理的な)サーバに戻したいということもたびたび耳にします。

非仮想化イメージ
非仮想化イメージ

今回ご紹介するインフラ技術は(Linux についですが)上記の(3)に該当する作業を行う方法になります。

方式には Linux の dump コマンドを利用しますので基本的にはどのような仮想化技術でも対応可能です。また、同様に dump 等オンラインで利用可能なコマンドを利用する為、仮想化サーバを停止する必要も一切ありません。

また同様の理由でハードディスクの空き容量は同じである必要はありません。最低でも利用しているサイズ分は必要となりますが、それ以上であればハードディスクの種類が変わっても問題ありません。メモリ容量についてはサイズが小さくなっても問題ありません。

説明は仮想化サーバ(非仮想化イメージ図中のサーバA)でのバックアップ、移行サーバ(非仮想化イメージ図中のサーバB)でのリストアの順に行います。

前提条件や利用しているディストリビューション等については末尾に記載しています。参考にして下さい。

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