3.2. ソースをコンパイルしてインストールする – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム

本章では Linux で GlusterFS をコンパイルしてインストールする方法を紹介します。動作は Ubuntu と CentOS で確認していますが、この手順はほとんどの Linux・Unix 系 OS で共通となります。

GlusterFS ソースをダウンロードする

まず GlusterFS をダウンロードして解凍します。

# cd /usr/local/src
# wget http://download.gluster.org/pub/gluster/glusterfs/3.4/3.4.2/glusterfs-3.4.2.tar.gz
# tar zxvf glusterfs-3.4.2.tar.gz

GlusterFS をコンパイルする

次に GlusterFS をコンパイルします。

# cd /usr/local/src/glusterfs-3.4.2
# ./configure
# make
# make install

これで /usr/local/ 配下に GlusterFS がインストールされます。GlusterFS を実際に動かすコマンドである glusterd/usr/local/sbinに置かれます。このパス(/usr/local)は configure コマンドを実行する時に –prefix オプションを付けることで変更することができます。この場合次のようなコマンドになります。

# cd /usr/local/src/glusterfs-3.4.2</p>
# ./configure --prefix=/opt/glusterfs-3.4.2
# make
# make install

上の例を実行すると /opt に GlusterFS がインストールされます。

GlusterFS 起動スクリプトを配置する

CentOS・Redhat 系であれば make install の時に GlusterFS を起動するファイルである /etc/init.d/glusterd も一緒にインストールされます。ただ、インストールされない環境もあります。

その場合 /usr/local/src/glusterfs-|GlusterVersion|/extras/init.d
へ移動し自分にあった環境の起動スクリプトを /etc/init.d/glusterd にコピーして下さい。

# cd /usr/local/src/glusterfs-3.4.2/extras/init.d
# cp -vpir glusterd-Debian /etc/init.d/glusterd

上のコマンドは Ubuntu 等の Debian 系ディストリビューションの例です。

GlusterFS を起動する

GlusterFS の起動方法はコンパイル可否にかかわらず RPM や apt でインストールした時と同じ方法でインストールすることができます。

# /etc/init.d/glusterd start
# /etc/init.d/glusterd status # 起動したかを確認する

Ubuntu の環境で OS 起動時に自動起動したい場合は次のコマンドを実行しておくといいでしょう。

# update-rc.d glusterd defaults

CentOS の環境で OS 起動時に自動起動したい場合は次のコマンドを実行しておくといいでしょう。

# chkconfig glusterd on

これで GlusterFS をソースからコンパイルしてインストールする方法は以上になります。

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