2.3. GlusterFS の要件 – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム

GlusterFS に必要なスペック

GlusterFS を動かす上で必要な要件は以下のようになります。

メモリ 1GByte
ハードディスク 8Gbyte 以上のディスク
OS CentOS => 5.1、Ubuntu 8.04、Fedora 11
CPU Intel か AMD プロセッサの x86 64bit
ネットワーク帯域 1Gbps か 10Gbps イーサネット
InfiniBand OFED 1.5 以上
Ext4 ファイルシステム Linux kernel >= 2.6.31、CentOS >= 5.4
Ext3 ファイルシステム どのバージョンでも利用可能
XFS ファイルシステム CentOS 5.6 以上
その他のファイルシステム ReiserFS(動く可能性)

ここに記載された要件は GlusterFS 3.2 時点のものですが、2014/02/09現在の最新バージョンである 3.4.2 でも変化はないものと想定されます(現時点では公表されていません)。

特に性能に影響するハードディスクですが、RAID やファイバチャネル・InfiniBand・Amazon EBS 経由でも問題なく動きます。GlusterFS は特に大量のディスク I/O を必要とします。

その為、ハードディスクの性能は非常によいものであるのが好ましいでしょう。ローカルディスクを使う場合、SATA であれば 7200rpm、可能であれば SAS や SSD を使ってください。RAID コントローラを利用するのであれば Write Back Cache 付きのものにするだけで書き込み速度は非常に早くなります。

ネットワーク帯域は 1Gbps もしくは 10Gbps となっていますが、筆者の環境では 100Mbps の LAN でも問題なく動いていることを確認しています。

ファイルシステムは XFS が推奨(100Gbyte 以上の大きいファイルも利用可能)です。CPU については 32bit のシステム(物理アドレス拡張である PAE を含む)に対応していないことにも注意が必要です。

仮想環境について

GlusterFS に必要なスペックのハードディスクに Amazon EBS(EC2 用ブロックストレージ)VirtualBoxVMWare 等は挙がっていませんが、もちろん GlusterFS は仮想環境でも問題なく利用可能です。

ただし仮想環境で注意が必要なのは GlusterFS ではサーバを特定する為に UUID [1] を使っていることです。これは他のノードとの信頼関係(peer)構築の識別子として利用しています。

仮想環境で VM イメージから VM を作成した時等はこの UUID が変わっている可能性がありますので、既に信頼関係が構築されている場合、このノードを改めて信頼(gluster peer probe)する必要があります。

[1] … UUID はノードを特定するランダムな識別子で 16進数で「550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000」のように表記されます。仮想環境等では作成(あるいは Clone)の都度更新されます。

No Comments - Leave a comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*