冗長構成の中の負荷分散

インフラにおいては負荷分散は冗長構成の一種とも言えますが、今回はこれらの違いについて説明します。

冗長構成の中の負荷分散

負荷分散は冗長構成の一部分とも考えられます。冗長とは、すなわち一方がダウンした場合に他方がそれをバックアップしシステムを稼働させることを意味します。

負荷分散は負荷を分散させる上で複数台のサーバ(システム)がアクティブな状態であることが多い為、これも冗長構成と言えます。冗長構成の中では多数の構成が考えられ例えば以下のようなものがよく利用されます。

  1. アクティブースタンバイ構成
  2. アクティブーアクティブ構成
  3. アクティブースタンバイ(複数)構成

スタンバイにはコールドスタンバイ(システム(OS 等)もダウンさせておく)やホットスタンバイ(システム(OS 等)だけ起動しておく)等この中でも多数ありますが、だいたい上記のようなものが考えられます。

冗長構成の一例

でも説明していますが、負荷分散構成は上記の 2にもなり得、ダウンタイムも極小化することが可能です。では 1 や 3 はどのような時に有効なのでしょうか。

これらを利用するのは「アクティブーアクティブ構成を取れない場合」です。「アクティブーアクティブ構成を取れない場合」というのは例えば「ネットワーク内に一台しかいることができない」ようなシステムが考えられます。

さらに例えですが、クライアントはサーバを見つける為に起動時にネットワーク内にブロードキャストでパケットを送信しサーバはブロードキャストを受け取ると自分の IP アドレスを返すようなシステムがあったとします。

この時、サーバが複数台存在するとクライアント側は複数台のサーバからの応答を受けどちらを使っていいのか分からなくなってしまうかもしれません。

複数のサーバがアクティブとなった場合の混乱

こういったシステムではサーバ側は常に 1台しか存在しないように片側が完全に落ちている必要があり、上記の 1 や 3 のような構成が有効になってきます。

 

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